エクソソーム製剤の研究開発については、研究の元となる細胞の培養についてはグループ内CPC(培養施設)および関連クリニックの施設等で培養をおこない、データ解析等の研究は落谷孝広 東京医科大学医学総合研究所分子細胞治療研究部門 教授にアドバイスを頂いております。
科学アドバイザー
落谷孝広 東京医科大学 教授
略歴
1988年:大阪大学大学院博士課程修了(医学博士)、同年大阪大学細胞工学センター文部教官助手
(肝細胞がん、肝炎の研究)
1991年:米国ラホヤがん研究所(現・SFバーナム医学研究所)ポストドクトラルフェロー(神経分化の研究)
1993年:国立がんセンター研究所主任研究員、その後、同分子腫瘍学部室長、がん転移研究室独立室長
2010年:国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野、主任分野長
2018年:国立がん研究センター研究所 分子細胞治療研究分野 プロジェクトリーダー
2018年:東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 教授(現職)
2019年:国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野、客員研究員(現職)
早稲田大学客員教授、東京工業大学客員教授、星薬科大学客員教授、昭和大学歯学部客員教授を兼任。
井上財団研究奨励賞、国立がんセンター田宮賞、日経BP技術賞、日本再生医療学会優秀演題賞2回、
日本人工臓器学会オリジナル賞などを受賞。
現在、日本癌学会評議員、日本RNAi研究会運営委員、JSEV(日本エクソソーム協会)の会長、
エクソソーム国際協会のオフィシャルジャーナルJEVのAssociate Editor、
Cancer ScienceのAssociate EditorやISSCRアドバイザーなどの学会・研究会の役員を務める。